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ラジオ英会話 Lesson 101 否定の基礎

Lesson 101 否定の基礎

レッスンのポイント

今月は「指定ルール」と「説明ルール」を活用して、さらに押し上げます。
まずは「否定」から。否定は大変重要な文法事項ですが、notが「指定ルール」に従うことが分かれば簡単にその詳細をマスターすることができます。

ジャックとメーガンは、子供たちのバーベキューパーティに何を用意したらいいかを話し合っています。お肉や野菜を用意するようですね。

Jack: What should we buy for the barbecue?

Megan: I don’t know. How about sausages and chicken?

Jack: OK, and we should buy some vegetables.

Megan: Good idea. Let’s get some onions and green peppers.

Jack: Our kids like green peppers, but they’re bringing their friends from school. Most kids don’t like green peppers.

Megan: OK, let’s forget the peppers. This is the first barbecue for our kids, so I really want it to be a great success.

Jack: Don’t worry. I won’t let you down.

Megan: Oh, don’t forget to buy a pack of marshmallows. Kids love to roast marshmallows.

Jack: So do I.

Megan: But you don’t get to eat any. You’re on a diet remember?

 

ジャック: バーベキューをするのに何を買ったらいいんだろう?

メーガン: さあ、分からないわ。ソーセージやチキンなんかはどう?

ジャック: いいね、それに野菜を買わなくちゃ。

メーガン: いい考えね。タマネギとピーマンを何個か買いましょうか。

ジャック: うちの子どもたちはピーマンが好きだけど、学校から友だちを連れてくることになっているんだ。大抵の子どもはピーマンが嫌いだよ。

メーガン: 分かったわ、ピーマンのことは忘れましょう。あの子たちにとって今回が初めてのバーベキューだから、ぜひ大成功させたいわ。

ジャック: 心配しなくていいよ。僕は君をがっかりさせないから。

メーガン: ああ、マシュマロを1袋買ってくるのを忘れないでね。子どもって、マシュマロを焼くのが大好きだから。

ジャック: 僕も大好きだよ。

メーガン: でも、あなたは食べちゃだめよ。ダイエット中だってこと、覚えているわよね?

 

WORDS & PHRASES

vegetable  野菜
onion  タマネギ
green pepper  ピーマン
roast  (火であぶって)焼く
So do I.  (前の発言を受けて) 私もそうだ。
get to …  ~する機会を得る
on a diet  ダイエット中で

 

REAL GRAMMAR FOR COMMUNICATION~会話に役立つ文法~

Most kids don’t like green peppers.
大抵の子どもはピーマンが好きじゃないよ。

Most kids don’t like green peppers. は、Most kids don’t …(大抵の子どもは違うよ)とまず作られています。not が like green peppers の前に置かれているのは、後続を「否定的な内容ですよ」と指定する働きを持っているからです。「指定ルール(前に置かれた修飾要素は後ろを指定する)」です。
まずガツンと not を置いて指定し、そのあと否定される内容を続けます。日本語では「ない」は文末に置かれますが、英語は否定したいフレーズの前に not を置きます。

 

 

GRAMMAR IN ACTION  ~文法の実践~

本日習ったことを意識しながら練習します。必ず声を出して練習しましょう。

①彼らは僕のアドバイスに耳を傾けなかった。
They didn’t listen to my advice.

まず「彼らはそうしなかった」とガツンと否定しましょう。否定された内容はそのあとゆっくり続ければいい。listen to は「(意識的に)耳を傾ける」。

②すみません、聞こえないのですが。
Sorry, I can’t hear you.

hear は音が向こうから耳に入ってくる感覚の動詞。

③彼女は自分の意見を表明することを恐れてはいない。
She isn’t afraid to express her opinion.

be afraid は「恐れる」。その否定です。

 

CHECK THE POINT  ~練習問題~ 

日本語の意味に合うように(   )内に適切な語句を。

彼はコンサートに行かなかった。
He (        )(            ) to the concert.

答 
He didn’t go to the concert.


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