津軽三味線の全国大会は下記のようにたくさんあります。
各大会はリンクしていますので、クリックすると大会概要を見ることが出来ます。
4月 津軽三味線コンクール全国大会(東京都)
5月 津軽三味線世界大会(弘前市)
5月 津軽三味線日本一決定戦(青森市)
5月 本場津軽民謡全国大会(黒石市)
5月 津軽三味線全日本金木大会
6月 津軽三味線みちのく全国大会(仙台)
6月 津軽三味線全九州コンクール
8月 津軽三味線競技会名古屋大会
10月 津軽三味線・津軽民謡全国大会 in倉敷
11月 津軽三味線・津軽民謡全国大会 inびわこ
11月 津軽三味線コンクール 大阪大会
なお、津軽三味線コンクール 大阪大会は平成29年は開催せずに、平成30年からは毎年2月最後の日曜日に開催するそうです。
上記のように、始祖と言われる弘前の大会を始めとし、津軽三味線発祥の地とされる金木、東京、青森、じょんがら節発祥の地と言われる黒石市、大阪、九州、びわ湖に到るまで様々な大会が開催されています。
こういう全国大会は、流派における家元制と違い実力主義で判断されるので正当な実力主義であると思われますが、一方曖昧な審査基準、大会連戦による上位入賞者が常連で固まることにより後発の参加者が上位入賞することは難しい、等と問題点も多々あります。
名古屋は地元重視、大阪は早弾き、弘前は山田千里の影響が強く唄に沿ったものが好まれるなど審査基準のカラーもその大会ごとに違います。また同じ大会でも経年によりカラーが変化することもよくあるのでその辺りは参加者はしっかり確認した上で、自分に合った大会を選ぶ必要があるでしょう。
なお、4月の東京、8月の名古屋は事前にテープ審査があります。
つまり、相対的にレベルが高い、とも言えます。