赤ワインの健康効果
フレンチパラドックスという言葉をご存知ですか?
フランスは世界一、二を争うバターと肉の消費国で、フランス料理も肉とバターが基本ですが、世界の定説である「動物性食品のとりすぎは動脈硬化性疾患をおこしやすい」という見本のような、肉とバターを多食するフランス人は、意外にも心筋梗塞のような心臓病による死亡率は欧米先進国中最低です。
その比率はドイツの半分、イギリスの3分の1(「心臓病死亡率と肉消費量」T. L. V. Ulbrichit、「心臓病死亡率と乳脂肪消費量」S. Renaudによる)。
この事実が医学・栄養学研究者に注目され、これまでの医学理論では説明できないため、「フレンチ・パラドックス」(フランスの逆説)と呼ばれています。
そのフレンチ・パラドックスを解く鍵として、フランス人が多飲するワインが原因ではなかろうか、言われています。
フランスは世界一のワイン消費国で、フランス人は世界一のワイン好きです。
そのワインに心臓病を防ぐ秘密がある、と考えられるようになったんです。
そういうワインが健康に良い、といわれているのが私が赤ワインに目覚めた理由の一つです。
元々ワインは好きだったのですが、前述したように健康効果が高いとあちこちで耳にするようになり、特にポリフェノールが豊富な赤ワインには健康効果が高いと聞いてから、お酒を飲むときには率先して赤ワインを選ぶようになりました。
赤ワインの健康効果について色々なメディアで取り上げられるようになって自分なりに調べてみたのですが、ワインに含まれるポリフェノールは体をさびつかせる活性酸素を撃退してくれるので、内臓を丈夫に保ってくれたり、肌の老化を防いでくれたり、健康面でも美容面でも嬉しい効果があるということです。
それに赤ワインにはファイトケミカルという物質が含まれていて、善玉コレステロールを増やしてくれるので冠動脈を保護する役割があり、心臓疾患の予防になったり、血糖値を一定に保つ働きがあり、血栓を防止する働きもあるので脳卒中の予防にもなります。
美容面ではポリフェノールだけではなく、ビタミンCの50倍もの抗酸化力をもつプロアントシアニジンや、肌の老化を促すフリーラジカルという物質を撃退するレスベラトロールという物質も含まれています。
このように効果満載の赤ワインなので飲まない手は無いと確信しました。
私はあまり外食はしない方だと思いますが、たまに友達と外食をする際には率先してワインを選ぶようにしています。また、家で食事をする時には毎食(晩だけですが)、食事と共に赤ワインを飲むようにしています。
ただ、飲み過ぎないように気をつけていて、家では2杯だけ、外で飲むときも2人でボトル一本を上限としています。
今の私は、毎日ワインのある暮らしを何年も続けており、今60代ですが同世代の中ではお肌はツヤツヤな方だと思います。
髪の毛は薄いけど、健康診断でも引っかかったことはありませんし、血液も綺麗な状態を保てており、これはワイン効果なのかなと感じています。