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ラジオ英会話 Lesson 088 形容詞の前置き

Lesson 088 形容詞の前置き

レッスンのポイント
前に置かれた形容詞は常にどういった種類のものなのか――後続の名詞を「指定」する意識で使われます。少し複雑な例でこの感覚を養いましょう。

テニス大会で優勝したダイキにお母さんが素敵な提案をします。海外のテニス学校へ行くという話なのですが・・・。

Mom: Daiki, I’m so proud of you. You’ve won another tennis tournament.

Daiki: Thank you, Mom. But why do you look so worried?

Mom: You’ve done all you can here in Japan.

Daiki: What do you mean?

Mom: I have a proposal for you. How would you like to go to a tennis academy in San Diego?

Daiki: San Diego? Wow! For how long?

Mom: The training will take three years. This is a once-in-a- lifetime opportunity. What do you say?

Daiki: I’d love to. I’m so lucky!

 

母: ダイキ、あなたをとても誇りに思っているわ。またテニストーナメントで優勝したわね。

ダイキ: ありがとう、母さん。でも、どうしてそんなに心配そうな顔をしているの?

母: あなたは、ここ日本でできることはすべてやり尽くしたのよ。

ダイキ: どういうこと?

母: 私はあなたにひとつ提案があるの。サンディエゴのテニス学校に行ってみたいと思わない?

ダイキ: サンディエゴ?わあ!どれくらいの期間?

母: トレーニングには3年かかることになっているの。これは一生に一度のチャンスよ。どう思う?

ダイキ: ぜひ行きたいな。僕はなんて幸運なんだ!

 

WORDS & PHRASES

be proud of …  ~を誇りに思う
worried  心配して
proposal  申し出、提案
How would you like to …  ~したいですか?
opportunity  機会、チャンス
What do you say?  どう思う?

 

REAL GRAMMAR FOR COMMUNICATION~会話に役立つ文法~

This is a once-in-a-lifetime opportunity.
これは一生に一度のチャンスです。

修飾語順について感覚を養っていきましょう。「前に置くのか、後ろに置くのか」は、直接意味につながっています。名詞opportunityを「(ただのチャンスではなく)一生に一度のチャンス」と指定するため、前に置かれます。こうした複数後からなる形容詞は意味が通じる限り自由に作ってかまいません。
例えば・・

I bought a house with a 25-meter-long pool.
25メートルのプールが付いた家を買ったよ。

I don’t like your I-know-better-than-you attitude.
「君より僕の方が知っている」という君の態度が嫌いなんだ。

接続詞で形容詞を結んだ形もポピュラーです。

Mr.Yamamoto is a strict but fair teacher.
ヤマモト先生は厳しいけど公平な先生です。

また形容詞を重ねることもあります。

Look at that big yellow bird.
あの大きな黄色い鳥を見てごらん。

大切なのは語数ではありません。「指定ルール」に従って「指定したいなら前に置く」を実践すればいいだけのこと。

 

GRAMMAR IN ACTION  ~文法の実践~

本日習ったことを意識しながら練習します。必ず声を出して練習しましょう。

①これは値段が高いけど品質がいいスーツです。
It’s an expensive but high-quality suit.

expensive but high-quality (高いけれど高品質な)というフレーズになっています。

②私たちのバリ島への旅行は忘れられない経験だった。
Our trip to Bali was a never-to- be-forgotten experience.

never-to- be-forgotten が大きな形容詞として働いています。to は矢印→のイメージを持つため「これから」が感じられます。 be forgotten は「忘れ去られる」という受動態。
全体で never (決して)to- be-forgotten (<これから>忘れられることがない)、そうした種類の経験だったと述べています。

③私のボスは、派手な新しいメタリックレッドのイタリア製スポーツカーに乗っているよ。
My boss drives a flashy new metallic red Italian sports car.

形容詞を重ねる場合何となく順番があります。
 感想・評価  –  大・小  –  新・旧  –  色  –  材料・所属→名詞
 flashy new metallic-red Italian sports car
派手な新しいメタリックレッドのイタリア製スポーツ・カー
名詞に近い形容詞ほど直接的なモノ(色や材質等)で、遠くなるほど個人的な感想(派手やかっこいい等)になる。

 

CHECK THE POINT  ~練習問題~

日本語の意味に合うように(   )内に語句を入れる。

私には10歳の妹がいます。
I have a (                 ) sister.

答 
I have a 10-year-old sister.


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