今週はNHKの英語関係のラジオ放送は全てゴールデンウイークの関係で、先週と同じ放送内容のため、今週は雑学や復習していました。
そこで時々耳にする「 What …」から始める文でありながら疑問文でない。
これを自分なりに調べてみました。
例えば
What you need is love.
あなたが必要なことは愛です。
What you need to do is wait.
あなたが必要なことは待つことです。
What he has lost is his pen.
彼がなくしたのはペンです。
What you need to do is scan your passport and email it to us.
あなたがする必要があるのはあなたのパスポートをスキャンし、私たちにそれを電子メールで送ることです。
What you can see here is only a part of the property.
ここにあるものは資産のごく一部にすぎません。
What Ken did was a bank robbery.
謙(ケン)がやらかしたのは銀行強盗だった。
のように 「What」 を文章の一番最初にもってくるパターンです。
これが会話の中では本当に頻繁に出てきます。
この 「what」 は 「the thing(s) that」 という意味で、
簡単に言えば「~なことは(…です)」ということを表現する場合に使われます。
なぜ 「what」 を使うのか
わざわざ 「what」 を一番最初に持ってこなくても
「I do … 」や「We can do …」、「He said that …」 とも表現できるのに
なぜ「what」を使うのでしょうか?
それは、これから何を言いたいのかを最初にもってくると、相手により伝わりやすくなるからなんです。
まず最初に、「あなたがしないといけないことは…」「私が言おうとしていることは…」などと言ってから、その後で具体的に「これこれこういう事です」というのは、とても英語らしい表現で相手にもわかりやすいと思います。
例えば、下記の二つの言い方を比べてみます。
You need to wait.
あなたは待つ必要があります。What you need to do is wait.
あなたが必要なことは待つことです。
実際に英語圏の会話では「what」を先に言う文章の方が「あなたがしないといけない事は…」と相手の言いたいことがストレートに伝わりやすい、という状況のようです。
会話ではスッキリした分かりやすい表現が好まれるので、今回紹介したような 「what」 が使えるようになると色んな表現も出来るし、相手にもより伝わりやすくなるようです。
さらに
「私がやろうとすることは・・・」What I’ll do is…
などと言っている間に、これから話すことを頭の中で整理することもできるので、ちょっとした時間稼ぎにも使えます。
「どうも自分の意図が良く伝わっていないな」と感じた時なども
What I’m trying to say is … 私が言おうとしてることは
What I said is … 私が言ったことは
こう言ってもう一度説明できます。
こうして what が使えるようになると、会話の奥行きも増えていきますよね。絶対に・・・
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