Lesson 039 応用文型 リポート文(動詞句説明)2
レッスンのポイント
主題の思考・感情・発言をリポートする「リポート文」では形容詞を用いたバリエーションも頻繁に使われます。
昼食前、カズとリナのオフィスでの会話です。
Kazu: Hi, Lina. How about going for lunch.
Lina: I’m afraid I don’t have time right now. I have to finish this report by three.
Kazu: Oh, so busy, huh?
Lina: Yes, I have tons of work at the moment.
Kazu: Can I get you something from the store?
Lina: Yes, please. Can you get me a tuna sandwich?
Kazu: Sure.
Lina: Thanks, Kazu. Here’s some money.
カズ: やあ、リナ。 ランチに出かけないかい?
リナ: あいにく私、今は時間がないの。 このリポートを3時までに仕上げなければならないのよ。
カズ: おや、君は忙しいんだ。
リナ: そう。 今日はたくさんやることがあるのよ。
カズ: 店から何か買ってきてあげようか?
リナ: ええ、お願い。 ツナサンドイッチを買ってきてくれる?
カズ: 分かった。
リナ: ありがとう、カズ。 はい、お金渡しておくわね。
WORDS & PHRASES
How about…? ~するのはどうですか?
tons of たくさんの、 やまほどの
at the moment 現在、 今
REAL GRAMMAR FOR COMMUNICATION~会話に役立つ文法~
I’m afraid I don’t have time right now.
あいにく私、今は時間がないの。
I’m afraid は「あいにく・残念ながら」と相手の意に沿わない内容を述べる際に前置としてしばしば使われる表現。
afraidが形容詞であることに注意しましょう(be動詞が使われていますね)。
形容詞もbe動詞とともに動詞句を構成し、主語の思考・感情・発言をリポートする「リポート文」で使うことができます。
I’m afraid I don’t have time right now.
動詞(句) 節
この文の考え方は前回のI think…とまったく変わりません。動詞句 am afraidをしっかり握りしめて、 afraidの内容を節で展開していきます。簡単ですよね。am afraidと言い切ってから、その後ろに文を並べていくだけ。この形は非常にポピュラーです。
もう一つの例文です。
I’m so sad we can’t spend more time with you guys.
皆さんともっと一緒に過ごすことができないので悲しく思います。
am sad(悲しい)の内容を後ろに並べて展開ですよ。
GRAMMAR IN ACTION ~文法の実践~
①大丈夫。締め切りは必ず守れます。
Don’t worry. I’m confident I’ll meet the deadline.
am confident (確信している)の内容を節で説明。
②ご滞在を楽しんでいいただけたようでたいへんうれしく思います。
I’m delighted that you enjoyed your stay with us.
delighted は「たいへんうれしく思う」。light (光)が差してくるような
大きな喜びを表す単語です。
am delighted の理由を節で説明しています。
③このショーがすばらしい成功を収めることを確信しています。
I’m sure the show will be a resounding success.
am sure (きっと~だろうと思う)の内容を節で説明。
resounding は「鳴り響く」から「目覚ましい」という意味を生み出しています。
リポート文は長くなりがちですが、意識に注目すれば簡単に作れる文。
しっかりと自分のものにしてくださいね。
CHECK THE POINT ~練習問題~
日本語の意味に合うように( )内の語句を並び替え。
両親は私が入試に合格してとても喜んでいます。
My parents ( the / happy / exam / passed / entrance / I /are ).
解答
My parents are happy I passed the entrance exam.
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