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ラジオ英会話 Lesson 123 to 不定詞③ 説明型・説明語句位置の to 不定詞

ラジオ英会話 Lesson 123 to 不定詞③ 説明型・説明語句位置の to 不定詞

レッスンのポイント

今回は to 不定詞を be 動詞の後ろ、説明語句の位置に置きます。

医学研究所に見学に来たマキは、チェン博士に研究所を案内してもらっています。マキの将来の夢はがんの治療法を発見することのようです。

 

Maki: This medical lab is amazing. It’s so high-tech and clean. I want to work in a place like this someday.

Dr. Cheng: Well, when you’re an adult, this place will look old- fashioned. Do you have a goal for the future, Maki?

Maki: Yes, my goal is to find a cure for cancer.

Dr. Cheng: Wonderful.

Maki: Do you have any advice for young people who want to be a doctor?

Dr. Cheng: Always think about the patients first. That’s the most important thing.

Maki: I see. That’s an excellent point. Thank you for the tour of your medical lab, Dr. Cheng. You really inspired me.

Dr. Cheng: You inspired me, Maki.

 

マキ: この医学研究所はすばらしいですね。とてもハイテクで清潔です。私もいつかこのようなところで働きたいです。

チェン博士: どうでしよう、あなたが大人になったときには、この場所は時代遅れに見えるでしょうね。あなたは何か将来の目標がありますか、マキさん。

マキ: はい、私の目標はがんの治療法を見つけることです。

チェン博士: すばらしい。

マキ: 医師になりたい若者に何かアドバイスはありますか?

チェン博士: いつも患者さんのことを第一に考える。それが最も大事なことです。

マキ: 分かります。すばらしいお話ですね。こちらの医学研究所の中を案内していただいてありがとうございました、チェン博士。先生(のお話)にはとても刺激を受けました。

チェン博士: 私もあなたから刺激を受けましたよ、マキさん。

 

WORDS & PHRASES

medical lab  医学研究所(= medical laboratory)
old-fashioned  時代遅れの、古くさい
cure  治療法
patient  患者
tour  (施設などの)見学

 

REAL GRAMMAR FOR COMMUNICATION~会話に役立つ文法~

KEY SENTENCE
My goal is to find a cure for cancer. 【説明語句】
私の目標はがんの治療法を見つけることです。

to 不定詞は文中の場所によって、その機能が決まります。ここでは be 動詞文で、説明語句として to 不定詞が使われています。したがって「主語の説明」。We are happy. (私たちは幸せです)の happy と同じ意識で使えばいいだけの形です。「私の目標=to find a cure for cancer」ということです。

実は be 動詞の後ろに置かれた to 不定詞には、多くの使い方があります。

a. If you are to pass the test. you’ll have to study much harder. 【意図】
テストに合格するつもりなら、今よりもはるかに一生懸命勉強しなければならないよ。

b. You are all to apologize right now.  【命令】
君たちはみんな今すぐ謝罪しなければならない。

c. The US president is to meet with the Russian president next week. 【予定】
アメリカの大統領は来週ロシアの大統領と会う予定です。

d. A company that started in a garage was to become the world’s largest retailer. 【運命】
ガレージで始まった会社は世界最大の小売業者となるのであった。

 

GRAMMAR IN ACTION  ~文法の実践~

本日習ったことを意識しながら練習します。必ず声を出して練習しましょう。

①私たちの目標は英文法をはるかに理解しやすくすることです。
Our aim is to make English grammar much easier to understand.

aim(目標)が主語。

②荷物をまとめて午前6時に出発する準備を整えなさい。
You are all to be packed and ready to leave at 6 a.m.

packed 「荷造りを終えた」。

③もし君が起業家として成功したかったら、浮き沈みに対処する方法を知る必要がある。
If you are to become a successful entrepreneur, you need to know how to deal with ups and downs.

「意図」を表す to 不定詞。entrepreneur は「起業家」。deal with は「扱う・対処する」。
ups and downs は「浮き沈み」。複数形の-s によって何度も上下する感じになっています。

 

CHECK THE POINT  ~練習問題~ 

見る(see)ことは信じることである。(=百聞は一見にしかず)

答  
To see is to believe.


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