X

ラジオ英会話 Lesson 166 付加疑問文

Lesson 166 付加疑問文

レッスンのポイント

疑問文のバリエーション。今回は「付加疑問文」。軽い疑念や念押しの働きを持つ疑問文です。

Today’s dialog

スケート場で、グラントがノラにぶつかります。

Grant: Oh, I’m sorry! Are you OK?

Nora: Yes, I’m fine. Don’t worry about it.

Grant: Thanks. It’s a beautiful day, isn’t it?

Nora: Yes, it’s not so cold today. The Christmas illuminations look lovely, don’t they?

Grant: Yes, I love this time of year. Er…my name is Grant.

Nora: Hi, Grant. I’m Nora. Do you often come to this skating rink?

Grant: No, I haven’t skated in years. That’s why I bumped into you. Hey, how would you like to have a cup of coffee? Or maybe you want to skate some more.

Nora: No, no… Actually, I’d love to have a cup of coffee with you.

Grant: Fantastic.

英訳練習

本日のテキストを英訳してみましょう。文章をクリックすると英文例が表示されます。

おっと、ごめんなさい!大丈夫ですか?
Oh, I’m sorry! Are you OK?

ええ、私は大丈夫。ご心配なく。
Yes, I’m fine. Don’t worry about it.

それはどうも。今日はすばらしい天気ですね。
Thanks. It’s a beautiful day, isn’t it?

そうですね、今日はあまり寒くないですし。クリスマスのイルミネーションがすてきに見えますよね。
Yes, it’s not so cold today. The Christmas illuminations look lovely, don’t they?

ええ、僕は1年でもこの時期が大好きです。えぇと……僕はグラントといいます。
Yes, I love this time of year. Er…my name is Grant.

こんにちは、グラント。私はノラです。このスケート場にはよく来るのですか?
Hi, Grant. I’m Nora. Do you often come to this skating rink?

いいえ、もう何年もスケートをしていませんでした。だから、僕はあなたにぶつかってしまったんです。そうだ、コーヒーでも飲みませんか?それとも、あなたはもっとスケートしたいのかもしれませんね。
No, I haven’t skated in years. That’s why I bumped into you. Hey, how would you like to have a cup of coffee? Or maybe you want to skate some more.

い、いいえ、、、 実は、、、ぜひあなたとコーヒーを飲みたいわ。
No, no… Actually, I’d love to have a cup of coffee with you.

それはよかった。
Fantastic.

WORDS & PHRASES

lovely  素敵な
fantastic  素晴らしい

For Deeper Understanding ~より深い理解へ~

だから、僕はあなたにぶつかってしまったんです。
That’s why I bumped into you.

That’s why … は「それが~の理由です」。bump は「ぶつかる」。into (~の中に)は衝撃を表す前置詞です。のめり込む感じ、です。

REAL GRAMMAR FOR COMMUNICATION~会話に役立つ文法~


今日はすばらしい天気ですね。
It’s a beautiful day, isn’t it?


クリスマスのイルミネーションがすてきに見えますよね。
The Christmas illuminations look lovely, don’t they?

付加疑問文と言われる形。「~ですよね?」と、軽い疑問や同意を求める疑問文です。キーセンテンスのように前の文が肯定文の場合は軽い否定疑問を、否定文の場合は軽い肯定疑問を後ろにつけて作ります。

ここで、…, don’t the Christmas illuminations look lovely? などとフルセンテンスを加えたりしないこと。代名詞(この場合は they)を使うなど、なるべく軽く作ることが肝心です。

否定文につけるタイプの付加疑問文も見ておきましょう。


ルーシーは彼のこと好きじゃないよね?
Lucy doesn’t like him, does she?

否定文なので、肯定疑問 does she を付加しています。

次は薄暗い例文。これが作れるようになればネイティブスピーカーの付加疑問文に近づいたと言えるでしょう。


お前、誰にも俺たちの秘密をばらさないよな?
You won’t tell anyone our secret, will you?

GRAMMAR IN ACTION  ~文法の実践~

付加疑問文の練習。気楽に作ることが出来るまで練習を重ねましょう。

みんなに議題は送ったよね?
You sent the agenda to everyone, didn’t you?

議題は、agenda を使いましょう。過去の一般動詞 sent ですから、did が付加されています。前が肯定文なので後ろは、didn’t you? 。

ギャリーは世界でいちばん有能なマネジャーというわけではないよね?
Gary isn’t the most efficient manager in the world, is he?

efficient は「効率的な・有能な」。前の文が否定文であるため肯定疑問 is he?
が付加。

俺が言うとおり間違いなくやってくれるよな?
You will do exactly as I say, won’t you?

この will の使い方を覚えておきましょう。You will … は「君は~するのだ」という高圧的な物言いです。そこに念押しの won’t you? です。

CHECK THE POINT  ~練習問題~ 

ハワイに行っていたのだよね?
You’ve been to Hawaii, haven’t you?


にほんブログ村
challenge man: