X

ラジオ英会話 Lesson 226 文系⑤ 目的語説明型

Lesson 226 文系⑤ 目的語説明型

レッスンのポイント

文型学習、最後の型は「説明ルールとの組み合わせで生まれる「目的語説明型」です。(Lesson 021 ~ 032 でも学習しました)

Today’s dialog

マウンテンバイクレースを明日に控え、スタッフとそのリーダーが当日の動きについて確認しています。

Staff Member: What time does the mountain bike race start?

Leader: It start at 9 a.m., so staffers need to be in their designated positions by 8:30.

Staff Member: OK, I’ll try to be there a little early.

Leader: Good. We had some accidents resulting in injuries at last year’s race, so I need you ready to act. Please have the emergency medical kits open just in case.

Staff Member: I’m getting a little nervous now.

Leader: Relax. All you have to do is remember the basic treatments. If you get into trouble, contact me by phone, not email, as soon as possible.

Staff Member: OK. See you tomorrow.

英訳練習

本日のテキストを英訳してみましょう。文章をクリックすると英文例が表示されます。

マウンテンバイクのレースは何時に始まるのですか。
What time does the mountain bike race start?

午前9時に始まるので、スタッフは指定された場所に8時半までに着いている必要があります。
It start at 9 a.m., so staffers need to be in their designated positions by 8:30.

分かりました。少し早めに行っているようにします。
OK, I’ll try to be there a little early.

それはいいですね。去年のレースではいくつか事故があってけが人が出たので、あなたにはすぐ行動に移れるようにしておいてほしいのです。万一に備えて、救急医療キットは開けたままにしておいてください。
Good. We had some accidents resulting in injuries at last year’s race, so I need you ready to act. Please have the emergency medical kits open just in case.

私、もう今から少し緊張してきました。
I’m getting a little nervous now.

落ち着いて。あなたがすべきことは、基本的な手当の仕方を忘れずにいることだけですから。困ったことがあったら、メールではなく電話で、できるだけ早く私に連絡してください。
Relax. All you have to do is remember the basic treatments. If you get into trouble, contact me by phone, not email, as soon as possible.

分かりました。ではまた明日。
OK. See you tomorrow.

WORDS & PHRASES

staffer  スタッフ、要員
designated   指定された
treatment   手当、治療

For Deeper Understanding ~より深い理解へ~

万一に備えて、救急医療キットは開けたままにしておいてください。
Please have the emergency medical kits open just in case.

have を使った「目的語説明型」の文。「the emergency medical kits= open」という状態を have してくれ、ということ。just in case は「万一に備えて」。

REAL GRAMMAR FOR COMMUNICATION~会話に役立つ文法~


あなたにはすぐ行動に移れるようにしておいてほしいのです。
I need you ready to act.

この文は、目的語説明型の文。目的語の説明を後続の説明語句が行う型です。この型には、修飾の万能ルールのひとつ「説明ルール」が働いています。目的語 you を ready to act(行動の準備ができた)が説明し「you=ready to act である必要がある」という意味となっています。


ケンと呼んでくれればいいよ。
Just call me Ken.


猫がキッチンにいるのを見た。
I saw a cat in the kitchen


確かに赤ちゃんが泣いているのを聞いたよ。見てくるよ。
I’m sure I heard the baby crying. I’ll go and check.


駅に迎えに来てもらいたい?
Do you want me to pick you up at the station?

GRAMMAR IN ACTION  ~文法の実践~

目的語説明型の文を見てみましょう。目的語の後ろに説明語句を並べる、次の文はすべて同じ意識で作り出されています。

①キツネが庭にいるのを見た。
I saw a fox in the garden.

②レスキューの人たちはその少年が脱水症状になっていることに気がついた。
The rescuers found the boy dehydrated.

dehyrate は「水分を抜く」、その過去分詞形が形容詞となっています。「脱水症状」は、dehydration。万一のために覚えておきましょう。

③たった今ジョンがトモミと手を握り合っているのを見たよ。
I just saw John holding hands with Tomomi.

CHECK THE POINT  ~練習問題~ 

バッグを持ってくれないかしら。
I need you to help me with my bag.

にほんブログ村
challenge man: