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ラジオ英会話 Lesson 012 説明型 受動態

Lesson 012 説明型 受動態

レッスンのポイント
「~される」-受動態文の「見方」を整えます。受動態は「be + 過去分詞形」ではなく、説明語句として過去分詞が使われただけの「説明型」の文です。受動態の基本をマスターしておきましょう。

サラはテニスコートにいます。ジョンの姿が見えないので、マークに尋ねます。

Sarah: Where’s John? He’s late for practice.

Mark: Oh, didn’t you hear? He’s at the hospital.

Sarah: What? What happened to him?

Mark: He was attacked by a dog.

Sarah: Really? Is he OK?

Mark: Well, the dog bit his left leg, but it’s not so serious.

Sarah: I’m glad to hear that. I hope he gets well soon.

Mark: Don’t worry. He’ll be fine.

サラ: ジョンはどこにいるの?練習に遅刻してるわ。

マーク: おや、 聞いてなかったの?彼は病院にいるんだ。

サラ: 何ですって?何があったの?

マーク: 彼は犬に襲われたんだ。

サラ: 本当? 彼は大丈夫なの?

マーク: うん。 左脚をかまれたけれど、 大したことはないみたいだ。

サラ: よかった。 彼が早く回復することを願うわ。

マーク: 大丈夫、 よくなるよ。

WORDS & PHRASES

late for 〜に遅れて
practice  練習
bite   かみつく
serious 深刻な, 真面目な
glad うれしい
get well  回復する

REAL GRAMMAR FOR COMMUNICATION~会話に役立つ文法~

He was attacked by a dog.
彼は犬に襲われたんだ。

受動態(~された)も、主語を説明する「説明型」の文だということを頭に入れておきましょう。

English is spoken all over the world.
英語は世界中で話されている。

「~されている」は過去分詞が持つ意味。be動詞はやはりつなぎの言葉。
この文は English を spoken(話されている)で説明する意識で作られている。
下のように、be動詞なしで使うことも出来る。

What is the language most spoken all over the world?
世界で最も話されている言葉はなんですか?

冒頭の文 He was attacked by a dog. は受動態文の典型的な形です。
by a dog(犬によって)は、attacked が何によって引き起こされたのかの説明。by は近接(近く)を表す前置詞です。それが「行為者」を表すために使われているのです。出来事を引き起こした行為者は「近く」に感じられます。by が was attacked の後ろに置かれているのは「説明ルール」が働いているから。「襲われた」と述べてから「犬にね」と説明が加わっているのです。

 

 

GRAMMAR IN ACTION  ~文法の実践~

主語の説明として動詞-ing 形を並べる意識で進行形を音読しましょう!

その万引き犯は警備員に捕まった。 
The shoplifter was caught by the security guard.

サリーは2人の兄弟によくからかわれます。 からかう tease
Sally is often teased by her two brothers.

残念ながら3人がその事故でひどいけがを負った.
Unfortunately, three people were badly injured in the crash.

CHECK THE POINT  ~練習問題~

日本語に合うように(  )の語を必要に応じて適切な形に変えてください。

トニーは学校で怪我をした。試合中に野球のボールに当たり、病院で手当を受けた。

Tony was ( injure ) at school.
He was ( hit ) by a baseball during the game and was  ( treat ) at the hospital.

解答 
injured  /  hit  /  treated 


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