ラジオ英会話 Lesson 029 of のイメージ : of のさまざまな使い方

ラジオ英会話2019

Lesson 029 of のイメージ : of のさまざまな使い方

レッスンのポイント

前の表現に名詞で説明を加える of。その便利さを知り豊かに使いましょう。

Today’s dialog

市庁舎での対話集会で市民がイノシシによる被害の深刻さを訴えています。

Citizen: Madam mayor, the farmers of this town are going through very tough times now.

Mayor: I see. Please go on.

Citizen: More and more wild boars are coming down from the mountains. We need to build a strong fence to protect our town.

Mayor: Yes, I understand, but our budget is very tight this year.

Citizen: With all due respect, this is an issue of great importance. Those animals are causing an enormous amount of damage.

Mayor:

WORDS & PHRASES

go through  (困難・苦難などを)経験する
go on  (話を)続ける
budget   予算
with all due respect   それはごもっとですが
enormous   大規模な・莫大な
solution 解決策

英訳練習

本日のテキストを英訳してみましょう。文章をクリックすると英文例が表示されます。

 
 
 
 
 
 

CHECK YOUR GRAMMAR! ~文法のポイントを確認しましょう~

①「カタマリ」を扱う力

 
ある程度の長さの文を気軽に口にするためには「カタマリ」をまとめて操作する力が求められます。ここでは to 不定詞のパッケージ。need の目的語の位置に to build a strong fence …の大きなカタマリをぽつんと置いて、「柵を立てる必要がある」とその目的語にする感覚。
build a strong fence の後ろに to protect our town.というカタマリを置いて、その説明(ここでは「柵を立てる目的」ですね)とする感覚。ひとつひとつの単語ではなく、カタマリを意識し配置する力が長い文を作る原動力です。
 

②Let’s ~の文

 
Let’s ~の「~しよう」は勢いよく相手を引っ張る感覚で使います。Shall we ~?も「~しましょう」という訳になりますが、こちらは相手の意向を尊重したやわらかい表現となります。
 
 

BUILD UP YOUR VOCABULARY~語彙のハートを身につけましょう~

 
of を「~の」と考えれば、この形は少々理解しづらいと思います。でも前回 of は単に「名詞による説明を加える」と理解した皆さんなら、すぐに使いこなせる形です。an issue を「大きな重要性」で説明しているだけのことですから。
 
an important issue って言えばいいんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、of を使ったこの言い回しは大変便利。importance は名詞ですから、形容詞を使ってバリエーション豊かに表現できるのです。
 
This is an issue of importance. これは重要な問題だ。

This is an issue of extreme importance.これは極度の重要性がある問題だ。

This is an issue of some importance.これはいくぶん重要な問題だ。

This is an issue of little importance.これはほとんど重要でない問題だ。

This is an issue of no importance.これはまったく重要でない問題だ。

 
さて、of を「~の」ではなく感覚で理解したなら、次の使い方も不思議ではないはず。
 
 
 
 

EXPRESS YOURSELF IN ENGLISH! ~英語で表現しましょう~

 
importance を immense(膨大な)で強調しています。
 
 
 
thoughtful はthought(思考)がいっぱいということ。「親切な・思いやりがある・配慮がある」となりまs。
 
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