Lesson 204 if 仮定法を使ったフレーズ
レッスンのポイント
仮定法は決まり文句でもよく使われる形。しっかり覚えてどんどん使いこなしましょう。
Today’s dialog
アケミがライアンに別れ話を持ち出します。
Akane: This will be our last time together.
Ryan: What? What do you mean?
Akane: Ryan, we can’t go on like this. We fight all the time. It’s no fun anymore.
Ryan: OK, I’ve made a few mistakes. I know I’m not perfect. I promise I’ll change, Akemi.
Akane: You always say that. It’s too late, Ryan. We’re not right for each other. It’s time we said goodbye.
Ryan: Wait a minute. We can work things out. I’ll be better in the future.
Akane: No, let’s stop wasting our time. You’ll find a better partner, and so will I.
英訳練習
本日のテキストを英訳してみましょう。文章をクリックすると英文例が表示されます。
WORDS & PHRASES
work things out 問題をうまく解決する
in the future 今後、将来、これからは
For Deeper Understanding ~より深い理解へ~
go on は「続ける」。like は前置詞として使われ「~のような(に)」。全体としてよく耳にする文。覚えましょう。
so will I は「私も」。主語 – 助動詞倒置が使われ、勢いのある形となっています。
REAL GRAMMAR FOR COMMUNICATION~会話に役立つ文法~
仮定法が表す反事実に実にピッタリと当てはまるフレーズがあります。「it’s time+仮定法」はそのひとつ。「さよならをする時間(だけどまだしていない)」というキモチ。
そのほかの例を。
as if(あたかも~のように)は「もし(if)~だったらそうするように(as)」ということ。
if only は「~だったらよかったのに」と残念な気持ちを表しています。
「~がなければ」。実際には「ある」ものについて「なかったら」。
were to は「これから」についての仮定法(もし~するとしたら)。to 不定詞の持つ「矢印のイメージ」が「これから」につながっています。広くカバーする表現です。
if … should の表す「これから」
この表現は if you arrive(もし着いたら)に比べ低い可能性を表します。助動詞 should は「進むべき道」。この文でも「先に着くようなことがあれば」と今後の事態の推移を眺めています。日本語でも「着くようなことがあれば」は「着いたら」よりずいぶん可能性が落ちます。if … should には丁寧のニュアンスが加わることもあります。
GRAMMAR IN ACTION ~文法の実践~
反事実のニュアンスを感じ取りながら練習です。
if it were not for ~ は比較的長いフレーズですが知っていると便利ですからしっかり覚えましょう。take part in … は「~に参加する」。
as if he owned the place はお決まりのフレーズ。「実際には所有していないのに」というニュアンス。
就職試験の面接で。可能性がまったくないというニュアンスではありませんよ。
CHECK THE POINT ~練習問題~
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