ラジオ英会話 Lesson 192 前置詞を前に出してフォーマル

ラジオ英会話2018

Lesson 192 前置詞を前に出してフォーマル

レッスンのポイント

関係代名詞の前に前置詞を移す上級テクニックを学びます。疑問詞の学習のときにも同様の操作を練習しました。会話でここまでできたらものすごい英語力です。

Today’s dialog

ブライアンが、姉のシェリルがいる産婦人科に来ています。

Brian: Hi, Sis! Congratulations on the birth of your new little one! You must be thrilled!

Cheryl: Absolutely! Thanks for coming to see me, Brian.

Brian: Hey, what are little brothers for? So let me have a good look at the little monster. Oh, so cute! It must take after its father!

Cheryl: Oh, come on. Get outta here!

Brian: Ha ha! But seriously, you know what I find really cool?

Cheryl: No, what?

Brian: This is the hospital in which we were both born.

Cheryl: Yeah, that is pretty cool, isn’t it? And the next baby Will be yours.

Brian: Whoa! I have to find Ms. Right first.

英訳練習

本日のテキストを英訳してみましょう。文章をクリックすると英文例が表示されます。

WORDS & PHRASES

little one 子ども
absolutely その通り、もちろん
get outta here 外に出る
take after ~に似ている
Ms. Right 将来の妻

For Deeper Understanding ~より深い理解へ~

人を説明するときには thrilled(わくわくして)。thrill は「わくわくさせる」。過去分詞形で「わくわくさせられて→わくわくして」となるのでしたね。

let を使った目的語説明型。「me = have a good look at …」を許す、です。have a good look at … は「~をよく見る」。まとめて覚えましょう。

REAL GRAMMAR FOR COMMUNICATION~会話に役立つ文法~

in which と関係代名詞の前に前置詞が置かれていることに注意しましょう。気軽に使える次の形にひと手間加わった形です。
This is the hospital which we were both born in.

the hospital と in の後ろの空所が組み合わされ「僕たち2人ともが生まれた病院」。ここから、文末にフラフラ残っている前置詞を which の前に送り込むとキーセンテンスとなります。この形を整えるひと手間が、この文にフォーマルな印象を与えています。

今度は人を先行詞とする文でこの操作をしてみましょう。

前置詞を前に出した場合 whom しか使うことができません。前置詞の「目的語」であることが強く意識されるからです。

GRAMMAR IN ACTION  ~文法の実践~

「前置詞 + 関係代名詞」を練習しましょう。フォーマルな感触を大切に。

refer to は「~に言及する・触れる」。which you were referring to からひと手間かけて to which you were referring となっています。

share は「共有する」。shared this information with からひと手間かけて with whom I shared this information。

find oneself … は「気がつくと~となっていた」というニュアンスのフレーズ。which we found ourselves in からひと手間かけて、 in which we found ourselves。

CHECK THE POINT  ~練習問題~ 

にほんブログ村 英語ブログへ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました