ラジオ英会話 Lesson 048 「運ぶ」を表す動詞の方向性 : bring、take、carry

ラジオ英会話2019

Lesson 048 「運ぶ」を表す動詞の方向性 : bring、take、carry

レッスンのポイント

何かを伴って移動することを表す代表的な動詞には、bring、take、carry がありますが、移動の方向性が異なります。

Today’s dialog

セオが公園で犬を散歩させていると、犬を連れたミライがやって来ました。

Theo: Hi, Mirai! You got a dog!

Mirai: Hi, Theo. Yes, he is my first pet.

Theo: He’s a cute little Shiba dog. What’s his name?

Mirai: Paul.

Theo: Paul? You named your dog Paul?

Mirai: Is that strange?

Theo: Well, British people usually don’t use such ordinary personal names for their pets.

Mirai: Well, I love Paul. He has brought lots of happiness into my life.

Theo: Paul seems to like my dog, Sparky.

Mirai: Yeah, they’re like good friends already.

WORDS & PHRASES

ordinary 普通の
personal 人の、個人の
seem to ~のように見える

英訳練習

本日のテキストを英訳してみましょう。文章をクリックすると英文例が表示されます。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

CHECK YOUR GRAMMAR! ~文法のポイントを確認しましょう~

①目的語説明型に慣れる

 
目的語説明型のリズム「動詞 + 目的語 + 説明語句」の形。your dog の説明が Paul です。
 

②頻度副詞の標準的位置

 
always、often、usually(常に・しばしば・ふだんは)などの頻度副詞は、動詞の前が標準の位置。この場合はさらに don’t の前に置かれていますが、この位置は「指定ルール:指定は前に置く」によって決まっています。
 

BUILD UP YOUR VOCABULARY~語彙のハートを身につけましょう~

 
「人やモノを運ぶ」という意味で使われる基本動詞には bring、take、carry があります。この文の bring は「持ってくる・連れてくる」─come の動きです。「幸せを自分のところに持ってくる」となります。
 
逆に go の動きとなるのが take (持っていく・連れていく)。何かを手に持っていくイメージ。
 
 
bring と take の選択は、日本語の「持ってくる」「持っていく」とは、ずれることがあるので注意。come と go の選択が「話題の中心」に基づいていたのと同じです。次の会話で話題の中心は the party。そこに近づく動きであるため bring が使われます。
 
 
こうした移動の方向性を含まないのが carry。carry は「支える」がイメージ。そこに移動のニュアンスが加わっています。「運搬する」「(病気などを)媒介する」など、幅広く使われます。
 
 
 

EXPRESS YOURSELF IN ENGLISH! ~英語で表現しましょう~

 
話題の中心が「そのレストラン」です。そこに近づく動きですから bring。Is it OK to …(~してもいいですか)は覚える価値のあるフレーズ。
 
 
その場から離れる動き。take が選択されます。forget to …は「(これから)~することを忘れる」。
 
 
carry は「支える」に移動のニュアンスが加わった動詞。up to は幅広く使われるフレーズ。ここでは「~(に至る)まで」。上限が述べられています。Well, we can say, “This elevator can carry maximum of 10 people. Or, This elevator can carry no more than 10 people.
 
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