津軽三味線の流派に関して

スポンサーリンク

津軽三味線における家元制度の名取芸名制は、1960年(昭和35年)に初代小山貢(現:小山貢翁)が導入したとも、1970年(昭和45年)に木田林松栄が導入したとも言われますが定かではないようです。
現在は、全国各地に大小様々な流派があって、それぞれが家元(会主の場合もある)を名乗っています。

しかし津軽三味線の流派に関する考え方や家元の締め付けなどは、日本舞踊や長唄などの古典邦楽に比べると扱いは軽いと言われています。

これは、そもそも即興を基本とする音楽のため、芸の同一性を保持するという側面が薄いためでしょう。
また、歴史の浅さや、津軽三味線の流派を統一する組織が無いこと、他の日本文化とくらべ流派に所属しなくてもやっていける環境があるのも一因であると言えます。

現在、津軽三味線に関する超流派的組織として「21津軽三味線ネットワークジャパン」「全国津軽三味線協議会」「全日本津軽三味線友の会」などが併存していますが、いずれも所属者の利益が乏しいこともあり、加入する者は多いとは言えません。

また、それぞれが独自に別々にコンクール(全国大会)を主催し、互いの提携や交流がきわめて少ない状況(むしろ対立している?)にあります。

民謡における全国的な組織としては、日本民謡協会や郷土民謡協会が挙げられますが、これらの団体に所属しない津軽三味線奏者も多いです。
これは、特に津軽もの・津軽民謡が他の一般的な民謡に比して別種のものである(実際に楽器からして別物)という認識が、少なくとも奏者の側に多く見られるためと、民謡の唄付けの需要が減っているのも大きな原因の一つであるといわれています。

津軽三味線に おける 「流派」とは合奏のフレーズが合うことであり、バチの叩き方、バチの形状、伝承方法(口伝、楽譜など)あるいは糸巻きの位置(細棹三味線と比べ、 2の糸と3の糸の糸巻きを替える場合と、細棹三味線と同じ順にする場合がある)などに特徴が良く現れています。

 

津軽三味線メニューページへ

広告

津軽三味線の流派に関して」への2件のフィードバック

  1. ジャコ

    こんにちは(^-^)
    勇次さんらしい? 凄い詳しく色々なことを色々な視点で書かれていて勉強になります
    mixiとかだと 色々書けないことなどありますものね(^0^)
     少しずつ勉強させて貰います(^^)/

     そうそう ブログですが
    http://okacyan.exblog.jp/  
    ここのブログは 登録しないでも書き込みなど出来るので 良かったらコメント残してください(^0^)

    お互いに楽しい人生を過ごしていきましょう~

  2. challenge man 投稿作成者

    ジャコさん、ようこそです。ジャコさんのブログもお邪魔しますね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。