ワインのマナー(その2)

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ワインのマナー
の続きです。

食事中に心がけたいワインのマナー

食事中のワインのマナーも知っておくとスマート。
気楽にリラックスして覚えておきましょう。

乾杯の時はグラスをぶつけない

ワイングラスで乾杯をする際に、グラスをカチンとするのはやめましょう。
理由としてはグラスにヒビが入る可能性があるからです。

特にフォーマルな高級レストランでは、ワイングラスも高価な物が使われている場合が多く、その作りは繊細です。
手元がちょっと狂って乾杯の衝撃が少しでも強くなると、ヒビが入ってしまうかもしれません。

この場合の正しい乾杯の仕方は、ワイングラスの足を持って首の高さあたりまで持ち上げるだけで大丈夫。

もしもグラス同士を当てる乾杯が避けられない状況(結婚式や上司が促すような際)では、できるだけ衝撃が少なくなるように配慮しましょう。

カジュアルレストランやホームパーティーといった場合、ワインを注ぐグラスがそこまで繊細でない場合はこの程ではありません。普通に乾杯をしても大丈夫ですよ。

グラスを回す際、テーブルクロスの上で利き手と逆方向へ回す

このマナーは同席者への気遣いが込められているものなので、実践できると素敵です。

ワインを飲み慣れている人はグラスをスワリングします。
くるくると回す事で、テイスティングの際に行います。

スワリングをすることで、特に赤ワインの場合は空気に触れて酸化が進み、味わいと香りが一気に変化します。
これを「ワインが開く」と言い、抜栓した後すぐに飲まずにワインが開くのを待ってから飲んだ方が美味しくなるのです。

このスワリングの際、回す方向は利き手と逆方向がマナー。右利きの人は反時計回りに、左利きの人は時計回りになります。

グラスを回転させると遠心力でワインがこぼれる可能性があるため、

慣れない方向へ回転させることで、力が入りづらくこぼれにくくなる
こぼれたとしても自分にかかるように回転させるようにするためです。

このように、同席者にかかる事がないようにとの気遣いが込められいるマナーです。
守れると素敵ですよね。
また、スワリングは手で持って行っても良いのですが、高級レストランのようにテーブルクロスが引いてある際にはクロスの上で行う方が良いでしょう。その方が簡単でワインが飛び散る危険も少なくなります。

グラスの脚(ステム)をつまんで、クロスの上でくるくると滑らせるようにするだけなので簡単です。

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ワインを注いでもらう時にはグラスを持ち上げない

これは絶対に守ってもらいたいマナーです。

これを知らずに、注いでもらうときにグラスを持ち上げている人をたまに見かけますが、若い人のミスなら周りも教えてくれますが、そうでなければ周りの人は思わず目を背けます。

それくらい目立つマナーのミスになりますからこれは覚えておきましょう。

グラスを持ち上げないのには2つの理由があります。
それは「こぼさないため」「味を損ねないため」

給仕やソムリエがワインを注ぐ際にグラスを持ち上げてしまうと、注ぎにくくなってしまいます。

貴重なワインがこぼれてしまったり、テーブルクロスが汚れるのを防ぎます。
また、ワインの味はとても繊細なもの。注ぐ際にもしグラスを持つと、手のぬくもりがワインに伝わって味を損ねる可能性があります。

なのでテーブルに置いた状態のままでワインを注いでもらうのがマナーです。
注ぎ終わったらお礼を伝えるのも忘れないでください。

ワインを自分達でつぎ足さない

これもカジュアルなレストランや居酒屋等ではあまり気にしなくてもよいマナーですが、高級レストランの場合は守った方がよいマナーです。

基本、グラスが空くと給仕やソムリエが気づいて注いでくれます。
もし気づかれないようなら軽く手を挙げて呼び「ワインをお願いします」と頼みましょう。

もちろん、格式張らない店では、自分達の好きなタイミングでお酌しても大丈夫です。

 

食事の時は、ワイン→料理の順番で

どういうわけか、ワインを楽しみながら料理も楽しむ人たちのマナーとして、「ワインを飲んでから料理を食べる」というものがあります。

これは、料理を食べてからワインを飲むと、フランス料理は油っぽいものが多いので、その油のついた唇でグラスが汚れやすくなると、見栄えが悪くなることと、ワインに油が移って風味を損ねてしまう恐れがあることからそういうマナーがあるようです。

こちらのマナーは、守らなくても誰かの印象を損ねるようなものではありませんが、スマートに高級レストラン等で、ワインと料理を美味しく楽しみたいのなら知っておくと良いでしょう。

なお、油気のない料理なら、食事→ワインの順番でも大丈夫です。

 

飲み残したワインボトルは持ち帰って大丈夫!

これはマナーというよりもちょっとした豆知識。ボトルで頼んだワインを飲み切る事ができなかったら、持ち帰る事ができます。

給仕に伝えればコルクの栓を閉めてくれるので、無理して飲み切る必要はありません。

に入ったワインがあればぜひラベルを持ち帰って

気に入ったワインのラベルを携帯でパシャッ。高級レストランでこれはあまりスマートではありませんね。

ワインボトルのラベルは持ち帰る事ができます。自分で剥がしても良いのですが、きれいに剥がしたい際にはソムリエにお願いしましょう。

ワインマナーで一番大切な事は、ワインに対して敬意を持つこと

色々とワインに関する細かいマナーを考えると、ワインに対して嫌気がさすかもしれませんが、その美味しさを知ってしまうと、その美味しいワインにふさわしい振る舞いを自分が求めてしまうこともあります。

つまり、ワインのマナーは、周りに対する気遣いのマナーもあれば、自分がワインを美味しく味わうためのマナーでもあります。

美味しく味わうためのマナーは、ぜひお家でも試してみてください。

ワインを飲んでから料理を食べる
スワリングをして「ワインが開く」のを待ってから飲む

これだけでもちょっとワインに親しみが湧く気がしませんか?

そうしたら、ぜひ次はレストランで美味しい料理とともに、ワインと料理のマリアージュを楽しんでください。ワインに関する知識が少なかった時よりも、ずっと余裕を持って楽しめるはずです。

本来リラックスして美味しい料理を楽しむ場所であるレストラン。すべてのマナーが実践できなくても大丈夫!

ただし、これだけは覚えておいて欲しいワインマナーの核心があります。

それはワインに対して敬意を持つ事。

大切に育てたぶどうを、何年もじっくり熟成させて出来上がったワイン。あなたの元に来るまでに、とても長い時間を経験しているのです。じっくり、ゆっくり味わいましょう。

それさえ忘れなければワインの扱いも自然に丁寧になるはず。そうすればワインを楽しむ姿もきっと自然にエレガントになるはずですよ。

 

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