2017-02-24

津軽三味線

津軽三味線の流派に関して

津軽三味線における家元制度の名取芸名制は、1960年(昭和35年)に初代小山貢(現:小山貢翁)が導入したとも、1970年(昭和45年)に木田林松栄が導入したとも言われますが定かではないようです。 現在は、全国各地に大小様々な流派があって...
津軽三味線

津軽三味線の演奏楽曲 津軽三ツ物 津軽五大民謡

演奏楽曲は、主として津軽三大民謡(津軽三ツ物)、および五大民謡(五ツ物)。 三大民謡とは、「津軽じょんから節」「津軽よされ節」「津軽小原節」を指し、五大民謡とはこれに「津軽あいや節」「津軽三下がり」を加えたものです。 これらの演奏は、...
津軽三味線

津軽三味線の調弦方法

調弦 津軽三味線の調弦は三種類あって、唄い手の声の高さに合わせて一の糸の調弦を変えるのが特徴です。 二上りの調弦方法 一の糸を基準に、二の糸を5度上、三の糸を8度上に取り、相対音で「ド・ソ・ド」となる。津軽じょんから節および津軽よされ...
津軽三味線

津軽三味線の特徴 糸巻き 皮 撥 糸

糸巻き 糸を巻き取る棒状の部分(ギターで言うところのペグ)を、「糸巻き」または「かんざし」と呼びます。 材質は象牙または黒檀、紅木などを用いるが、最近ではプラスチックやアクリル製半透明のものやカラフルなものもあります。 皮 三味線の...
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津軽三味線の特徴 棹と銅

津軽三味線本体の寸法は義太夫の三味線とほぼ同じです。 棹材には稽古用として花梨(かりん)、舞台用で高級なものになると紅木(こうぎ)を用います。 後者の方が材質が固い為音質が良く、棹の摩耗(勘減り)があまりありません。。 通常は棹を...
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津軽三味線の歴史 その3

つまり簡単に言えばそんな目立ちたがり屋さんが若干の人気を博したので、多くの津軽三味線奏者が、それまで瞽女と同じ中棹や細棹を用いていたものが太棹になり、撥は速弾きに適した小振りなものとなり、音楽もまた一部に「叩き」と呼ばれるパーカッシヴな奏法...
津軽三味線

津軽三味線の歴史 その2

津軽三味線に関する多くの口伝を調査・記録し、文書としてまとめたのは大條和雄(だいじょう かずお)がほぼ初めてで、現在認識されている津軽三味線の歴史については、彼の研究成果に依るところが大きいと言われています。 しかし、それもまたあくまで...
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