ラジオ英会話 Lesson 148 受動態⑤ 目的説明型の受動態

ラジオ英会話2018

Lesson 148 受動態⑤ 目的説明型の受動態

レッスンのポイント

今回は目的説明型の受動態。「受動態は、能動態の目的語を主語として抜き出した形」を使ってマスターしましょう。

Today’s dialog

ジョーンズ警視が、盗難に遭ったギャラリーのオーナーであるマーローさんに質問しています。

Inspector: Hello, I am Inspector Jones. You are the owner of the art gallery?

Ms. Marlow: Yes, Inspector. My name is Kate Marlow.

Inspector: Ms. Marlow, can you tell me what happened this morning?

Ms. Marlow: Yes. I am the first person to enter the gallery every morning. When I turned on the lights, I immediately saw that the Picaso painting by the door was gone.

Inspector: Who was the last person to leave the gallery?

Ms. Marlow: I thought it was me, but on the security camera recording, Emma, one of my assistants, is seen entering the room minutes after Ileft. But then the sreen suddenly goes blank.

Inspector: I see.

英訳練習

本日のテキストを英訳してみましょう。文章をクリックすると英文例が表示されます。

WORDS & PHRASES

inspector  警視
art gallery  アートギャラリー、画廊
security camera  監視(防犯)カメラ
go blank  真っ白になる、空っぽになる

For Deeper Understanding ~より深い理解へ~

文全体はオーバーラッピングの形。blank は「何も書かれていない・何も映っていない・空の」。go は「ある場所から別の場所への移動」を表す動詞。そこから「変化(~になる)」の意味を生じます。

REAL GRAMMAR FOR COMMUNICATION~会話に役立つ文法~

Emma とそれを紹介する同格 one of my assistants から始まるこの文、ポイントは is seen entering the room(部屋に入ってくるところを見られた)です。
この形も目的語説明型の基本形(ここでは説明語句として動詞 -ing 形が使われているわけですが)―see Emma entering the room(エマが部屋に入ってくるところを見る)を意識すれば作ることができます。
目的語の Emma を主語として抜き出し、「be+過去分詞」にすればいいのです。

目的説明型の受動態をいくつか練習しましょう。
( )内の基本形を意識して、目的語を主語に置くことを心がければ簡単に作れます。

ここで注意点が1つ。目的説明型で動詞原型が使われるケースでは、受動態をいくつか練習しましょう。

GRAMMAR IN ACTION  ~文法の実践~

saw the young women shoplifting を作ることが出来る人ならすぐに作れます。目的語を主語として抜き出しだけです。

advised us to see a specialist といった基本形が分かっていればあとは目的語を主語として抜き出し、ware sdvised to … で説明するだけです。

使役構文では made us wait … と動詞原型を使いますが、受動態では to 不定詞となります。We were made to … を口癖にすれば間違えることはありません。

CHECK THE POINT  ~練習問題~ 

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