Lesson 234 英語固有のリズム:指定ルール①
レッスンのポイント
英語のリズムを形づくるもうひとつの重要原則「指定ルール」に話を進めましょう。
Today’s dialog
バートとアリスが出会い、お互いに自己紹介をします。
Burt: Hi, there. I’ve seen you here before. What’s your name?
Alice: Alice.
Burt: Hi, Alice. My name’s Burt. It’s nice to see you again. Do you come here after work?
Alice: Yes, I work for a pharmaceutical company not too far from here.
Burt: Oh, I think I know that place. It’s a big orange building.
Alice: That’s the one.
Burt: I thought you were a college student.
Alice: Well, actually, I’m a student. On the weekends, I take management classes for my MBA program.
Burt: Oh, excellent.
英訳練習
本日のテキストを英訳してみましょう。文章をクリックすると英文例が表示されます。
WORDS & PHRASES
pharmaceutical 薬学の
MBA 経営学修士
excellent 素晴らしい
For Deeper Understanding ~より深い理解へ~
現在完了経験用法。「~したことがある」です。この程度の文はすぐ口にすることができるようになりましょう。
REAL GRAMMAR FOR COMMUNICATION~会話に役立つ文法~
なぜ a student という語順であり(×)student a とはならないのでしょうか。─それは英語が「指定の意味合いの語句は前に置く:指定ルール」を原則とするからです。a、the、some、any など限定詞は次に来る名詞がどんなものなのかをあらかじめ指定する言葉。a は「ほかにもあるひとつ」、the は「ひとつに決まるような」といった具合です。
次の各例も語順どおり意識しなければなりません。。
GRAMMAR IN ACTION ~文法の実践~
語順どおり、文を紡いでみましょう。語順どおり口から出したかどうかが重要です。
最初の文で a tall … Italian が導入されています。その人を中心に次の文を構成するため The の使用は、ほぼ自動で出てきます。 guy が決まっていて the の順番ではなく、the guy の順番であること。この順番をしっかりと意識しましょう。
常に語順どおり口から出すこと。まず「本当に難しいんだよ」、それから「大学に入るのは、ね」。incredibly(信じ難いほど)が difficult の前に出ているは「レベル指定」だからです。
hardly ever (めったに~ない)はまとめて覚えましょう。loses one’s temper は「カッとなる」ということ。こちらもまとめて覚えましょう。
CHECK THE POINT ~練習問題~
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