Lesson022 形容詞・前置詞を使った目的語説明型
レッスンのポイント
「目的語説明型」は非常にバリエーションに富む型です。前回は説明語句として名詞を使いましたが、今回は「形容詞」「前置詞(句)」を使って作っていきましょう。
機内での出来事。乗客がCAに飲み物や毛布をお願いしています。
CA: Would you like some coffee or tea?
Passenger: Coffee, please.
CA: How about cream or sugar?
Passenger: No, thank you, I’d like my coffee black, please.
CA: No problem.
Passenger: By the way, it’s very cold. Could I possibly have a blanket?
CA: Of course, I’ll bring you one as soon as I’ve finished serving.
Passenger: Thank you very much.
客室乗務員: コーヒーか紅茶はいかがですか?
乗客: コーヒーをお願いします
客室乗務員: クリームか砂糖はどうですか?
乗客: いえ、結構です。 コーヒーはブラックでお願いします。
客室乗務員: はい、どうぞ。
乗客: ところでとても寒いのですが、ブランケットをお願いすることはできますか?
客室乗務員: もちろんですよ。 飲み物のサービスが終わったらすぐに、ブランケットを持ってまいりますので。
乗客: どうもありがとう。
WORDS & PHRASES
serve (飲食物を)出す、配る
REAL GRAMMAR FOR COMMUNICATION~会話に役立つ文法~
I’d like my coffee black, please.
コーヒーはブラックでお願いします。
文の意味を支配しているのは文型です。この文は「目的語説明型 」。
I’d (I would) の would like my coffee(私のコーヒーが欲しい)の my coffee の後ろにその説明 black(砂糖やミルクを入れない)が置かれ、「コーヒーをブラックで欲しい」となっています。ここでは形容詞 black が使われていることに注意。「名詞」に加え、「形容詞」も使えるということです。
次の文では「前置詞(句)」が使われています。
Just call me Ken.
ケンと呼んでくれればいいよ。
call (呼ぶ)はこの形を取る代表的な動詞。(A=Bと呼ぶ)。
人と名前は「A=B(と呼ぶ・名付ける」の関係になるため、name(名付ける),nickname(あだ名を付ける)など、名前関連の動詞にこの型は頻繁に使われます。
a. I saw a cat in the kitchen.
ネコがキッチンにいるのを見た。
この文は「キッチンで猫を見た」と解釈することも出来ます。上のaのように a cat を in the kitchen が説明する形ではなく、下のbのように、 I saw a cat を in the kitchen が説明する形と見ればこの解釈が生まれます。
配置をどう見るかが意味に直結する言葉です。
b. I saw a cat in the kitchen.
ネコがキッチンにいるのを見た。
GRAMMAR IN ACTION ~文法の実践~
ステーキはミディアムレアのほうがいいな。
I prefer my steak medium rare.
preferは「~をより好む・~の方が良い」。
寝室をピンクに塗るつもりだよ。
I’m going to paint my bedroom pink.
be going to は「~するつもり」。
一万円札が歩道にあるのを見つけた。
I found a ¥10,000 note on the sidewalk
一万円札は、¥10,000 note 歩道は sidewalk。
CHECK THE POINT ~練習問題~
日本語の意味に合うように( )の語句を並べ替える。
うちの犬がガレージにいるのを見つけた。
I ( our / garage / in / dog / the / found ).
解答
I found our dog in the garage.
にほんブログ村 |
コメント