ラジオ英会話 Lesson 141 過去分詞① 名詞の修飾

ラジオ英会話2018

Lesson 141 過去分詞① 名詞の修飾

レッスンのポイント

今月は文の「部品」についての知識を深めていきます。ターゲットは過去分詞と節・過去分詞の作る「受動態」についても詳しく学習します。今回は名詞を修飾する過去分詞を見ていきます。

Today’s dialog

セリアとザックは、ジェイソンの家に押し入った泥棒について話し合っています。

Celia: Have you heard the news?

Zach: No, what news?

Celia: Someone broke into Jason’s house last night.

Zach: Oh, that’s scary. Is he all right?

Celia: Yeah, he’s OK because he was away on a business trip.

Zach: Well, did the thief steal anything?

Celia: Yeah, but the things stolen were not so valuable.

Zach: What were they?

Celia: Three cups of yogurt that were in the refrigerator. Jason eats yogurt every morning.

Zach: A yogurt thief? How weird!

Celia: It really is.

英訳練習

本日のテキストを英訳してみましょう。文章をクリックすると英文例が表示されます。

WORDS & PHRASES

broke into  泥棒などが)~に押し入る
scary  恐ろしい
business trip  出張
valuable  貴重な、高価な
refrigerator  冷蔵庫
weird  奇妙な

For Deeper Understanding ~より深い理解へ~

break into は「(泥棒などが)~に押し入る」。break は「壊す・破る」そして into は「~の中に」のコンビネーション。こうした句動詞の多くは動詞と前置詞の意味を知ることによってその意味を理解することができます。

REAL GRAMMAR FOR COMMUNICATION~会話に役立つ文法~

動詞の過去分詞を中心とするフレーズは「~された(受動)・~してしまった(完了)」を意味します。to不定詞、動詞 -ing形と同様にひとかたまりのパッケージと考えてください。to 不定詞、動詞 -ing形は主語・目的語として使うことができましたが、過去分詞形パッケージにこうした使い方はありません。常に「修飾語句」として使われます。

この文の過去分詞 stolen に注目しましょう。位置は名詞 the things の後ろです。ということは、「説明ルール(説明は後ろに置く)」から the things の説明になるということです。the things(モノ)と言い切ってから、どのようなモノなのかを stolen(盗まれた)と説明を加えているのです。

the students と言い切ってから、どんな学生であるのかを chosen to go to the conference in Washington と過去分詞のパッケージで説明しています。

GRAMMAR IN ACTION  ~文法の実践~

highlight は「強調表示する・ハイライトする」。the parts(部品)を過去分詞 highlighted(強調表示された)で説明しています。

the three people と言い切ってから、suspect(~でないかと思う・<犯罪・不正などの>嫌疑をかける)の過去分詞、suspected で説明しています。of 以降は何の件で疑われているかの説明。前置詞の後ろであるため動詞 -ing形が用いられています。have been arrested で「逮捕されている」という意味です。

glass の前に置かれた、broken は glass の指定をしています。ただの glass ではなく「割れたガラス」。ここでは粉々になって数えることが出来ないので glass と不可算名詞になっています。

CHECK THE POINT  ~練習問題~ 

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