ラジオ英会話 Lesson 212 仮定法プラス倒置

ラジオ英会話2018

Lesson 212 仮定法プラス倒置

レッスンのポイント

仮定法最後のレッスン。仮定法の文に倒置が使われるケースを学習しましょう。

Today’s dialog

マユリがチャーリーにボーイフレンドのことで相談しています。

Charlie: Hi, Mayuri. You look a bit down. Is anything wrong?

Mayuri: Hi, Charlie. It’s my boyfriend. Recently, he’s been behaving strangely.

Charlie: How do you mean?

Mayuri: Well, for example, he cancels our date at the last minute with some lame excuse. And when we do get together, he seems more interested in his cell phone than me.

Charlie: Mmm… That’s not good at all. You know, we’re I your boyfriend, I would treat you much better.

Mayuri: Oh, that’s very sweet of you to say so, Charlie.

Charlie: I mean it! So why don’t you ditch him and be my girlfriend?

Mayuri: Huh?

英訳練習

本日のテキストを英訳してみましょう。文章をクリックすると英文例が表示されます。

WORDS & PHRASES

down  元気がない、落ち込んだ
behave  振る舞う、行動する
at the last minute  直前に(なって)
lame  嘘っぽい、苦しい
ditch  捨てる(くだけた表現)

For Deeper Understanding ~より深い理解へ~

現在完了進行形(ずっと~している)です。過去から現在に活動が続きます。behaving, behaving, behaving…というわけです。

日常よく使われる決まり文句。What do you mean? とほぼ同じように使いますが、how がある分、「どのようにしてそうなったのか」というプロセスが意識されます。

REAL GRAMMAR FOR COMMUNICATION~会話に役立つ文法~

be 動詞が主語の前に置かれています。この形は「主語―助動詞倒置」。
倒置を行わないバージョンはもちろん If I were your boyfriend, I would treat you much better. です。倒置は「感情の高揚」を表す形。この文も「僕が君のボーイフレンドなら」が通常の形よりも勢いよく述べられています。

すでに学習した「もし~がなければ」を示す If it were not for … / If it had not been for … も、倒置を行えば強い感情的な抑揚が与えられます。

ネイティブスピーカーは if がなくてもまったく意外ではありません。条件を表すのに if を使う必要は必ずしもないからです。

GRAMMAR IN ACTION  ~文法の実践~

仮定法に倒置。非常に高度な形です。

キーセンテンスと同じパターン。現在についての反事実の想定。ban は「禁止する」。

If it were not for …(もし~がなかったら)の倒置バージョン。

過去の内容についての反事実の「~がなかったら」ですから、had it not been for を使えば大丈夫。結びの節も「~だっただろう」ですから、would have で結びましょう。

CHECK THE POINT  ~練習問題~ 

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