Lesson 147 受動態④ 授与型の受動態
レッスンのポイント
今回から複雑な受動態を作る練習です。まずは授与型の受動態。先日学んだ「受動態は多くの場合、能動態の目的語を主語として抜き出した形」を使ってマスターしましょう。
Today’s dialog
少々興奮している様子のテツにステラがその理由を尋ねます。
Stella: You look so excited. How come?
Tetsu: Look at this plaque. Our science club was given an award.
Stella: Wow, that’s fantastic! Congratulations!
Tetsu: Thank you.
Stella: What was the award for?
Tetsu: For this year’s best science report.
Stella: I know you’ve worked hard on your experiment every day. You deserve it.
Tetsu: Well, it wasn’t just me. All the members of the club worked hard on it.
Stella: You should hang it in your clubroom.
Tetsu: Yes, we’ll definitely do that.
英訳練習
本日のテキストを英訳してみましょう。文章をクリックすると英文例が表示されます。
WORDS & PHRASES
plaque 飾り額、記念の盾
award 賞 、日本語では、アワード
fantastic とても素晴らしい
experiment 経験
deserve ~に値する
For Deeper Understanding ~より深い理解へ~
Why? と同じように使いますが、How と Come のコンビネーションだけに「どのようにそうした事態になったのか」、プロセスに重点が置かれています。
必ず -s がつき複数形になることを確認しておきましょう。(X)Congratulation.では意味を成しません。
deserve を知らなければすぐに覚えましょう。「(称賛・報酬・罪などに)値する・~して当然だ」という意味。よく使われる重要な動詞。
REAL GRAMMAR FOR COMMUNICATION~会話に役立つ文法~
この文は授与型(~に…をあげる・くれる)の受動態です。「受動態は、能動態の目的語を主語として抜き出した形」を使っていきましょう。この文は能動態 gave our science club an award(〈僕たちの〉科学クラブに賞を与えた)の語順が分かっていればすぐに作ることができます。ここから「~に」に当たる Our science club を主語として抜き出して、be+過去分詞(与えられる)で説明すれば「科学クラブが賞を与えられた」の出来上がりです。
今度は「賞は科学クラブに与えられた」 – 授与型の「・・・を」の部分を主語とする受動態を作ってみましょう。
先ほどのように ave our science club an award から「・・・を」に当たる an award を主語として抜き出し、be + 過去分詞で説明していけば次のような文ができあがります。
先ほどのように ave our science club an award から「・・・を」に当たる an award を主語として抜き出し、be + 過去分詞で説明していけば次のような文ができあがります。
(?)An award was given our science club.
ただ、この形はめったに使われません。というのは、「何かが与えられる」という文では「誰に与えられるのか」、つまり受け手が強く意識されるからです。受け手をハイライトするために前置詞を加えましょう。
GRAMMAR IN ACTION ~文法の実践~
Kevin を主語として抜き出し、was offered で説明すれば受動態が出来上がります。
the job を主語として抜き出し、was offered to Kevin.
文は長く複雑に見えますが、基本は「本が送られました」という文。受け手の前に to をつけしっかりと強調した形であることに注意。
CHECK THE POINT ~練習問題~
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