ラジオ英会話 Lesson 092 前置きの副詞①

ラジオ英会話2018

Lesson 092 前置きの副詞①

レッスンのポイント

今回からしばらく「副詞(adverb)」の学習です。副詞は名詞以外を修飾する要素。さまざまなタイプの修飾表現がこの品詞に含まれます。まずは「程度を表す副詞」と「頻度を表す副詞」です。典型的な前置きの副詞です。

アヤカがケイタに、スピーチコンテストで優勝したセイジがなぜ英語が上達したのか、その秘訣を教えています。

Ayaka: Hi, Keita. Who won the speech contest?

Keita: Seiji did. His English was surprisingly good.

Ayaka: It’s no surprise. I know his secret.

Keita: Tell me, Ayaka! I’m really curious.

Ayaka: He always gets up before 6:45 and listens to his favorite English conversation program.

Keita: Oh. So, that program must be really effective.

Ayaka: Absolutely!

Keita: All right, I’ll start listening to it from tomorrow, and I hope to win the next speech contest.

Ayaka: Good luck!

 

アヤカ: こんにちは、ケイタ。誰がスピーチコンテストで優勝したの?

ケイタ: セイジだよ。彼の英語は驚くほどすばらしかったんだ。

アヤカ: それは不思議なことじゃないわ。私は彼の秘密を知っているわよ。

ケイタ: 教えてよ、アヤカ!とても知りたいんだ。

アヤカ: 彼はいつも6時45分になる前に起きて、好きな英会話番組を聞いているのよ。

ケイタ: ああ。だったら、その番組はとても効果があるにちがいないね。

アヤカ: もちろんよ!

ケイタ: 分かった、僕は明日からそれを聞き始めることにして、次のスピーチコンテストで優勝したいな。

アヤカ: 頑張ってね!

 

WORDS & PHRASES

surprisingly  驚くほど
no surprise  驚くにあたらない
curious  知りたがって、興味がある
effective  効果的な
absolutely  絶対に、もちろん

 

REAL GRAMMAR FOR COMMUNICATION~会話に役立つ文法~

His English was surprisingly good.
彼の英語は驚くほどすばらしかったんだ。

名詞以外を修飾する表現を「副詞」と呼びます。キーセンテンスで、surprisingly(驚くほど)が good の前に置かれ、surprisingly good と形容詞を前から修飾しているのは「指定ルール」が働いているからです。「(ただ good なのではなくて)surprisingly レベルで good なのです」と good のレベル指定を行っているからです。ほかの「程度を表す副詞」を表す副詞も同じ位置です。

The movie was very / so / really / quite good.
その映画は、とても・すごく・本当に・かなりよかった。

次は「頻度を表す副詞」です。

He always gets up before 6:45.
彼はいつも6時45分になる前に起きる。

頻度を表す副詞は、動詞の前が定位置です。「頻度レベル」を指定するため、多少の自由度はあれ、この位置が基本です。この文は「いつも(always)レベルで gets up … 」。always で gets up 以降を指定する、縛る意識で作られます。ほかの頻度副詞も同じです。

He often works out.   彼はよく運動する。
He usually works out.   彼はふだん運動する。
He sometimes works out.   彼はときどき運動する。
He hardly ever works out.   彼はほとんど運動しない。
He never works out.   彼は決して運動しない。

 

GRAMMAR IN ACTION  ~文法の実践~

本日習ったことを意識しながら練習します。必ず声を出して練習しましょう。

①私の秘書は極めて有能だ。
My secretary is extremely efficient.

efficient は「効率・手際がよい」。ただのefficientではなく、extremely(非常に、極端に)。
extremely の代わりには、very、 really、 quite など

②僕のガールフレンドはいつも僕たちのデートに遅れる。
My girlfriend is always late for our dates.

頻度副詞は動詞の前に置き、頻度レベルを指定しますが、be動詞の場合にはその後ろ。
be動詞にはさしたる意味がないため「素通り」。

③私はほとんど肉を食べない。
I hardly ever eat meat.

hardly ever(ほとんど・めったに〜しない)。

 

CHECK THE POINT  ~練習問題~

日本語の意味に合うように(   )内の語句を選べ。

私はめったに週末働かない。
I  ( always  / often / hardly ever / never ) work on the weekend.

答 
I hardly ever work on the weekend.

にほんブログ村 英語ブログへ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました