Lesson 199 非制限用法のバリエーション
レッスンのポイント
ここでは「,which」のたいへん便利な使い方を学びましょう。
Today’s dialog
ショーンがロキシーの家に遊びに来ています。
Shaun: Oh, wow, something smells really good!
Roxy: My dad is cooking dinner, which doesn’t happen very often.
Shaun: What is he making?
Roxy: He makes the same dish every time: seafood paella. But he’s really good at making it.
Shaun: Where did he learn how to make that?
Roxy: Well, he got a cookbook as a Christmas present and just followed the recipe.
Shaun: Oh, who gave him the cookbook?
Roxy: My mom did. She wants him to cook more, but so far he’s mastered only one recipe. Anyway, you’re welcome to stay for dinner. He always makes too much.
Shaun: Sounds great.
英訳練習
本日のテキストを英訳してみましょう。文章をクリックすると英文例が表示されます。
WORDS & PHRASES
dish 料理
paella パエリア(スペインの炊き込みご飯)
cook book 料理の本
For Deeper Understanding ~より深い理解へ~
so far は「今までのところ」。he’s(he has) mastered という現在完了形は「マスターして知っている」と現在の状況に焦点が当たっているから。
be welcome to ~は「~していいですよ・歓迎ですよ」ということ。
REAL GRAMMAR FOR COMMUNICATION~会話に役立つ文法~
「, which(コンマつきの which)」は非常に多用されます。この形は「人以外」の先行詞(名詞)だけではなく、文や先行表現を受けることもできるからです。この文で which が受けているのは前の文内容全体です。
my dad is cooking dinner (父が夕飯を作っている)を which でまずしっかりつかんでください。それを主語位置に放り込んで文を続ける―それがこの文を支配する感覚です。
my dad is cooking dinner (父が夕飯を作っている)を which でまずしっかりつかんでください。それを主語位置に放り込んで文を続ける―それがこの文を支配する感覚です。
「, which」の例をいくつか見てみましょう。大切なのは「つかむ」感覚だけ。
この文で which は adventurous(形容詞)を受けています。それをつかんで he was not(adventurous)とつなげています。
dubious は「疑っている、不審に思っている」
GRAMMAR IN ACTION ~文法の実践~
しっかりつかんで「, which」で追加情報。
I did an hour’s workout this morning を which でしっかりつかんで文を続けましょう。
The circus clowns were hilarious を which でしっかりつかんで、次の文の主語として意識してください。hilarious は「とても愉快な・面白い」。
several は「いくつかの」と訳されますが some のぼんやりとしたイメージとは対照的。クッキリとした具体的なものを思い浮かべながら「い・く・つ・かの」と言っています。variety は「バラエティー・種類」。several varieties of apples をしっかりつかんで most of which(そのほとんど)と展開してください。
CHECK THE POINT ~練習問題~
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