ラジオ英会話 Lesson 199 非制限用法のバリエーション

ラジオ英会話2018

Lesson 199 非制限用法のバリエーション

レッスンのポイント

ここでは「,which」のたいへん便利な使い方を学びましょう。

Today’s dialog

ショーンがロキシーの家に遊びに来ています。

Shaun: Oh, wow, something smells really good!

Roxy: My dad is cooking dinner, which doesn’t happen very often.

Shaun: What is he making?

Roxy: He makes the same dish every time: seafood paella. But he’s really good at making it.

Shaun: Where did he learn how to make that?

Roxy: Well, he got a cookbook as a Christmas present and just followed the recipe.

Shaun: Oh, who gave him the cookbook?

Roxy: My mom did. She wants him to cook more, but so far he’s mastered only one recipe. Anyway, you’re welcome to stay for dinner. He always makes too much.

Shaun: Sounds great.

英訳練習

本日のテキストを英訳してみましょう。文章をクリックすると英文例が表示されます。

WORDS & PHRASES

dish   料理
paella   パエリア(スペインの炊き込みご飯)
cook book   料理の本

For Deeper Understanding ~より深い理解へ~

so far は「今までのところ」。he’s(he has) mastered という現在完了形は「マスターして知っている」と現在の状況に焦点が当たっているから。

be welcome to ~は「~していいですよ・歓迎ですよ」ということ。

REAL GRAMMAR FOR COMMUNICATION~会話に役立つ文法~

「, which(コンマつきの which)」は非常に多用されます。この形は「人以外」の先行詞(名詞)だけではなく、文や先行表現を受けることもできるからです。この文で which が受けているのは前の文内容全体です。
my dad is cooking dinner (父が夕飯を作っている)を which でまずしっかりつかんでください。それを主語位置に放り込んで文を続ける―それがこの文を支配する感覚です。

「, which」の例をいくつか見てみましょう。大切なのは「つかむ」感覚だけ。

この文で which は adventurous(形容詞)を受けています。それをつかんで he was not(adventurous)とつなげています。

dubious は「疑っている、不審に思っている」

GRAMMAR IN ACTION  ~文法の実践~

しっかりつかんで「, which」で追加情報。

I did an hour’s workout this morning を which でしっかりつかんで文を続けましょう。

The circus clowns were hilarious を which でしっかりつかんで、次の文の主語として意識してください。hilarious は「とても愉快な・面白い」。

several は「いくつかの」と訳されますが some のぼんやりとしたイメージとは対照的。クッキリとした具体的なものを思い浮かべながら「い・く・つ・かの」と言っています。variety は「バラエティー・種類」。several varieties of apples をしっかりつかんで most of which(そのほとんど)と展開してください。

CHECK THE POINT  ~練習問題~ 

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