Lesson031 目的語説明型 to 不定詞と「これから」を表す動詞
レッスンのポイント
目的語説明型に to 不定詞を置いた形は大変頻度の高い形です。前回は「押す」(働きかける)動詞とのコンビネーションを学びましたが、今回は「これから」をニュアンスに含む動詞の例を学習しましょう。
サクラとポールが電話で話しをしていホテルを予約しようと思っているポールですが・・・。
Sakura: I’m looking forward to seeing you next month Paul.
Paul: Same here. It’s my first trip to Tokyo. Can you recommend a good hotel?
Sakura: Don’t worry. My parents want you to stay with us.
Paul: Really? I don’t want to bother your family.
Sakura: It’s OK. We have a spare bedroom. My brother is away at college.
Paul: Well, that’s very kind of you.
Sakura: It’s our pleasure.
サクラ: 来月あなたに会えるのを楽しみにしているわ、ポール。
ポール: 僕もだよ。 これは僕には初めての東京への旅行なんだ。 いいホテルを教えてもらえるかな?
サクラ: 心配しないで。 うちの両親はあなたに泊まってほしがっているの。
ポール: 本当?君のご家族には迷惑をかけたくないのだけれど。
サクラ: 大丈夫よ。 うちには余っている部屋があるの。 私の弟が家を離れて大学に行っているから。
ポール: ああ、それはとてもありがたいよ。
サクラ: どういたしまして。
WORDS & PHRASES
look forward to … 〜を楽しみにする
same here こちらも同じです
recommend 〜を勧める
bother 〜に迷惑をかける
spare余分の
(be) away at … 家を離れて〜にいる
It’s our pleasure. どういたしまして.
REAL GRAMMAR FOR COMMUNICATION~会話に役立つ文法~
My parents want you to stay with us.
うちの両親はあなたに泊まってほしがっているの。
目的語の後ろに to 不定詞が記された「目的語説明型」の文です。この型は to が含まれるため「目的語が to 以下の状況に向かう」ことを示すのがこの型の意識であり、それにマッチするさまざまな動詞を使うことができます。
「これから」を含意する動詞もそのひとつ。want は「~したい・欲する」という動詞。「これから~したい」と、「これから」が強く含意される動詞です。キーフレーズは「you が to 以下に向かうことを欲する(want)」と、want と型の意味がピッタリとマッチするため、この型を使うことができるのです。
もうひとつ例を挙げましょう。need(必要とする)も典型的な「これから」を含意する動詞です。「これから~することが必要だ。」ということですから。
This is very important, so I need you to pay close attention.
これは大変重要なのでしっかりと注意していてもらう必要があります。
GRAMMAR IN ACTION ~文法の実践~
①駅に迎えに来てもらいたい?
Do you want me to pick you up at the station?
「私がpick you up に向かうことを want」ということ。
②私は常に選手たちには100%でプレーすることを期待しています。
I always expect my players to give 100%.
expectは「予期する、期待する」「 my players が give 100%に向かうことを期待」
③旅行の際はスリに気をつけるよう彼らにアドバイスした 。
I advised them to beware of pickpockets during their trip.
「彼らがbewareに向かうようアドバイスした」
CHECK THE POINT ~練習問題~
日本語の意味に合うように( )内の語句を並び替え。
私は彼らがこんなに長く滞在するとは思わなかった。
I ( them / stay / so / to / didn’t / expect ) long.
解答
I didn’t expect them to stay so long.
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