アニメや映画を見ながら英語を身につけられたら、楽でいいですよね。
たとえばディズニーアニメの名作『ふしぎの国のアリス』は、セリフの9割が中学英語。
発音がきれいで聞き取りやすいうえ、子どもから大人まで楽しめるストーリーということで、幅広い世代の英語学習教材としても活用できます。
さらに、キャラクターのセリフは、覚えたら、そのまま会話で使える便利なフレーズばかり。
ここでは、この映画の中から、特に使いやすい便利なフレーズを10選んでご紹介します。
I’ll be right back.
すぐに戻るから!
日常的によく使う表現です。I’ll be right~は「今まさに~しますよ」ということを伝える表現。I’ll be right with you.と言うと「すぐに行くから」となります。
Can you help us?
手伝ってくれる?
誰かに手伝ってもらいたい時に使えます。Can you ~?は「~してもらえる?」と相手に何か依頼するときに使える万能表現。Can you call me back later? と言えば「あとでかけなおしてもらえる?」となります。
It’s time for tea。
お茶の時間よ。
It’s time for~で「~の時間」の意味。It’s time for lunch.といえば「ランチの時間だ」となるし、「It’s time for work.といえば、「仕事の時間だ」となり、色々使えます。
How are you getting on?
調子はどうだい?
チェシャ猫のセリフ。主にHello. やHi. といったあいさつの後に続けて使われます。学校で習ったHow are you?のよりネイティブらしい表現です。
Would you like a little more tea?
お茶をもっといかが?
Would you like ~?で「~をいかが?」と相手に何かをすすめる表現です。Would you like a cup of coffee? と言えば、「コーヒーはいかが?」となります。
I don’t quite understand.
よくわからないわ。
相手の言っている意味や状況が理解できないときに使える表現。I don’t quite~. で「よく~しない」となり、I don’t quite get the point. 「良く要点がつかめません」やI don’t quite agree with it.「とても賛成できません」などと言い換えて使えます。
Let me see now.
そうねぇ。
すぐに返答できないときにクッション的に使うと便利。Let me ~は「~させて」という意味なので、言葉を入れ替えるとLet me know.やLet me think.などと使えます。
Shall we try?
やってみる?
相手を勧誘する表現。Shall we go? で「行きましょうか?」、Shall we start? で「始めましょうか?」などShall we ~? は覚えておくと便利な表現です。
That should do it.
これで大丈夫だ。
That should で「これで~のはず」となります。That should be all right.と言えば、「それで間違いないはず」となります。
That’s very kind of you.
どうもご親切に。
お礼を言う時に使える表現。Thank you.だけでなく、こういったバリエーションも覚えておくといいでしょう。
What are you talking about?
何を言っているの?
相手の言っていることが、的外れなとき、意味不明なときなどに、たしなみの意味も含めて使えます。What are you~?は「何を~しているの?」という意味で使えるフレーズで、What are you waiting for? 「何を待っているの?」などといったように使えます。
◇
『ふしぎの国のアリス』には、このほかにも英会話ですぐに使えるフレーズが満載。
【『ふしぎの国のアリス』を観るだけで英語の基本が身につくDVDブック】(藤田英時著、アスコム刊)では、英語のセリフと日本語対訳を掲載した本と、映画をまるごと1本収録したDVDとがセットになっており、初心者でも映画と照らし合わせながらフレーズをマスターできます。
「あいさつするとき」「はじめて会った人に自己紹介するとき」「聞き取れなかったとき」「何か質問するとき」「相づちを打つとき」「ミスして謝るとき」「おもてなしするとき」「相手を誘うとき」など、イキイキとした表現がひととおり収録されていますので、夢の英語ペラペラの第一歩に活用してみてはいかがでしょうか。
なお、この本を宣伝しても自分には一円も入ってこないのですが、良い物は良いので紹介しています。
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