ラジオ英会話 Lesson 124 to 不定詞④ 名詞の説明
レッスンのポイント
今回は to 不定詞を名詞の後ろに置きます。もちろん「説明ルール(説明は後ろに置く)」から「名詞の説明」となります。
リョウとユミは、来週月曜日に友人のグループでピクニックに行く予定。だけどユミには何か心配事があるようです。
Ryo: We’re going to the picnic next Monday, right? I can’t wait!
Yumi: Yeah… I’m really looking forward to it.
Ryo: It doesn’t sound like it. What’s wrong?
Yumi: To tell you the truth, I might not be able to go because I have a problem with my car.
Ryo: I see. So do you need someone to give you a ride?
Yumi: Er… that’s right.
Ryo: Well, don’t worry. Let’s go together. I’ll pick you up around 11:30, OK?
Yumi: Are you sure? I don’t want to trouble you.
Ryo: No problem at all. What are friends for?
リョウ: 僕たちがピクニックに行くのは今度の月曜日だよね?待ちきれないよ!
ユミ: そうね私、とても楽しみにしているわ。
リョウ: そんなふうには聞こえないよ。どうしたの?
ユミ: 実を言うと、車に問題があって、私は行けないかもしれないの。
リョウ: そうか。じゃあ、誰か車に乗せてくれる人が必要なんだね?
ユミ: ええそういうことなの。
リョウ: だったら、心配いらないよ。一緒に行こうよ。僕が11時半ごろに君を迎えに行くよ。それでいいかい?
ユミ: 本当に?あなたに迷惑をかけたくないわ。
リョウ: まったく問題ないよ。友達なら当然だろう?
WORDS & PHRASES
look forward to … ~を楽しみにする
to tell you the truth 実を言えば
give … a ride ~を車に乗せてあげる
pick … up 車で~を迎えに行く
REAL GRAMMAR FOR COMMUNICATION~会話に役立つ文法~
KEY SENTENCE
Do you need someone to give you a ride ? 【名詞の後ろ】
誰か車に乗せてくれる人が必要なの?
このキーセンテンスで to 不定詞は名詞の後ろ、「名詞を説明」する位置に置かれています。… need someone(誰かが必要だ)と言い切ってから、someone の説明をしているのです─「車に乗せてくれる」。「名詞+to 不定詞による説明」の流れはたいへんポピュラーで、さまざまな意味関係を作ることができます。
キーセンテンスでは someone が to give you a ride の意味上の主語として意識されています(誰か車に乗せてくれる)。次の文も同じです。
I have many teachers to support me.
私には支えてくれる先生がたくさんいる。 主語の関係(先生が私を支える)
My neighbor brought me her two cats to look after.
近所の人が、面倒を見なければならない猫を2匹連れてきた。目的語の関係(猫を世話する)
I have nothing to write.
書くべきことが何もない。 目的語の関係(書くことがない)
Everyone has the right to be happy.
誰もが幸せになる権利がある。
この文で the right(権利)は to be happy の主語でも目的語でもありません。 the right をただ「幸せになる、ね」と説明しているだけ。
GRAMMAR IN ACTION ~文法の実践~
本日習ったことを意識しながら練習します。必ず声を出して練習しましょう。
①僕にスペイン語を教えてくれる人を探しています。
I’m looking for someone to teach me Spanish.
someone を to 不定詞で説明。
②君に言わなくちゃならないとても大切なことがあるんだ。
I have something very important to tell you.
something very important は「何かとても大切なこと」。このフレーズを to 不定詞で説明。something very important は tell の目的語になっています( tell you something very important )。
③親には子どもを養う義務があります。
Parents have a duty to support their children.
a duty (義務)を to 不定詞で説明しています。 support は「支える」つまり「養う」です。
CHECK THE POINT ~練習問題~
私にはやるべき宿題がたくさんある。
答
I have a lot of homework to do.
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