ラジオ英会話 Lesson 176 wh 疑問文⑦ 複雑な wh 疑問文(3)

ラジオ英会話2018

Lesson 176 wh 疑問文⑦ 複雑な wh 疑問文(3)

レッスンのポイント

複雑な wh 疑問文の仕上げです。もうどんな疑問文でも作ることができます。

Today’s dialog

まだ幼いシンディがテレビショッピングでスニーカーを注文しようとしていたと、母親から聞いた父親はびっくり。

Mom: Honey, did you know that Cindy called “TV Market Now”?

Dad: Who did you say Cindy called?

Mom: “TV Market Now,” the home shopping TV channel. She wanted to order some sneakers.

Dad: WHAT? I can’t believe she did that without our permission. Where is she now?

Mom: Calm down. She wasn’t actually able to buy them because the operator sensed that Cindy was just a little girl. He told her to ask her parents first.

Dad: Well, that’s very good of the operator to do that.But we should still have words with Cindy to make sure she never does it again.

英訳練習

本日のテキストを英訳してみましょう。文章をクリックすると英文例が表示されます。

WORDS & PHRASES

permission  許可、承諾
calm down  (気分などが)落ち着く
sense  気づく、感づく
make sure ~を確実にする

For Deeper Understanding ~より深い理解へ~

sense は「感づく・気づく」。その内容が that 以下で説明されています。

have words with は word が複数形になっていることに注意。口論したり・叱ったり、何度も言葉を交わすから。have a word なら「ちょっと話をする(短く会話する)」です。to 不定詞は目的(~するために)。make sure … は「~を確実にする」。

REAL GRAMMAR FOR COMMUNICATION~会話に役立つ文法~

複雑な wh 疑問文の仕上げです。空所への感度を上げていきましょう。この文の空所の位置・文の意味は分かりますか? say の内容を説明する節で call の目的語が欠けています。

Who did you say called Cindy?
こちらは call の主語が欠けているため、「誰がシンディに電話をかけたと言いましたか?」となります。
さあここで問題。次のペアの意味の違いを瞬時に理解することができるでしょうか?

①は met の目的語位置が空所、②は met の主語位置が空所、それぞれ「誰に会った」「誰が会った」という意味関係になります。

ここまでできれば wh 疑問文は卒業。相当複雑な疑問文も自由に作れるはず。

GRAMMAR IN ACTION  ~文法の実践~

主語と目的語の空所を使い分けましょう。

liked の目的語が空所。ピートがどの女の子を好きなのか、を尋ねています。

liked の主語が空所。どの女の子がピーとを好きなのかを尋ねています。

fancy は「気に入る・ほしい」を意味するイギリス英語。この動詞の後ろ、目的語の位置を尋ねています。

CHECK THE POINT  ~練習問題~ 

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